てらしまけいじの日記

「赤塚不二夫の旗の下に」絶賛発売中!漫画家てらしまけいじの日記です。

我が家の家宝、赤塚先生の色紙

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と先生の部屋デス。

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この色紙は、全国で展開された「赤塚不二夫展」用に描いたものです。

これは99年版じゃなかったかな、、。

先生の色紙は、キャラクターは先生が描きます。

朝早く起きて何百枚も同じ絵を夜まで描いていました。

キャラが入ったら後はフジオプロ・スタッフ、部屋に居合わせた人、

による流れ作業で色を塗ったりの流れ作業になります。

この時は、私はニャロメの肌色と口の中の赤を担当しました。

次の人がケムンパスの黄色と緑を塗って、赤トンボ担当に回します。

トンボは赤と青のサインペンで描いてましたね。

ここまではプロじゃなくても出来る仕事です。

次が、雲と足元の草。あだち勉先生(あだち充先生の兄)が

描きました。これを、それっぽくササッと描くのは技術が要ります。

赤塚先生は「こういうのって感じ出すの難しいんだよな、

あだっちゃん(勉先生)はうまいな」って言ってましたよ。

で、ニャロメの肌色が乾いたら綿棒でホホに頬紅を叩いて、

ハンコ担当がハンコを押して完成です。

体重をかけて何百枚もハンを押してましたよ。この係りはヤダなと思いましたね。

色を塗った色紙は絵の具が乾くまで重ねられないので、塗った部分を

少しずつズラして並べていくんですが部屋中色紙だらけになって壮観でしたヨ。

 

先生が「色紙は1枚百円で売ろう!」と言うので、思わず

「先生、色紙って文房具屋で買うと1枚百円するんですよ、サイン会なんかでは

1枚5千円とか7千円とかで売ってるマンガ家先生もいるのに」と言ったら

「色紙ってホントは金を取るもんじゃないんだよ」ということでした。

返す言葉がなかったですハイ。

あ、赤塚先生の色紙は今でも手に入るそうですが高くはないらしいです。

先生は頼まれると何枚でも描くので珍しくないんだそうです(^^)