てらしまけいじの日記

「赤塚不二夫の旗の下に」絶賛発売中!漫画家てらしまけいじの日記です。

今、さいたま市立漫画会館で

[赤塚不二夫展「おそ松くん」から「のらガキ」まで~]

というイベントをやっていて、9/30(土)には、

赤塚先生の一人娘で現フジオプロ社長の、赤塚りえ子氏と

赤塚先生の担当だった、元少年サンデーの武居記者のトークショーがあった。

これ行きたかったけど行けなくて残念な思いをしたんですが、

会場の様子を録音した人がいて、音声をPCに送ってもらって聴きました。

レッツラゴン」の深くて濃い話を聴けましたね。

あだち勉氏(あだち充の兄)と私は、昔フジオプロで一緒でした。

二人とも「ゴン」の大ファンで、赤塚不二夫の最高傑作は

「ゴン」だと思ってます。

商業雑誌にこんなマンガが載ってたらマズイだろう、、

というのが当時の大方の評価でしたが。

 

当時、「ゴン」の原稿は赤塚先生がラフを入れて、

あだち氏が下絵を入れて私は下絵にペンを入れてました。

あだち氏は、飲むとよく「オレら「ゴン」に参加出来たんだよな、、

人に自慢したいよ、、」と言ってましたね。同感ですが。

 

あだち氏(、、を私はオヤジと呼んでいたので、以下オヤジで)と

赤塚先生は本当に仲が良くて兄弟みたいでしたね。

先生・オヤジ・私・でよく飲んだものですが、三人で飲むと

先生と私は中卒なので、オヤジが高学歴になるワケなんですね。

高校を出てるので。

飲んでいて先生が、「あだっちゃんは高校を出てるんだから

あだっちゃんに謝ろう!!」と言い出したんですね。

「やですよ、そんなこと一人でやってくださいよ」と言ったんですが

先生は「ダメだ、オレらは中卒なんだから謝るんだよ!!」

と言って私のアタマを押さえつけて床に額をコスリつけ

「どーもすみませんでしたーー!!!」と言って二人して謝りましたよ。

オヤジはウレシそうでしたね。「これから気をくけなさい」だと。

先生はその後、ずっとオヤジに敬語を使ってましたよ。

「あだっちゃん、お酒をもっと召し上がりますか」なんて言って。

「先生、んなヒクツにならなくても」と言ったんですが、

「そうないかないよ、あだっちゃんは高卒なんだから」と言って、

お酌なんかしてましたね。

オヤジは調子にのって「実は大学も出てる」なんて言っていやがりましたよ。

全く不愉快な夜だったなあ、、。そんなコトがありましたネ。